カントリークラブとゴルフクラブの違いとは
皆様はゴルフ場の名称として使われる【カントリークラブ】と【ゴルフクラブ】の違いはご存じでしょうか？
当クラブはカントリークラブとして運営しておりますが、今回はこの違いについてご説明いたします。
本来の意味の違い
ゴルフクラブ
「ゴルフクラブ」は、ゴルフ発祥の地であるイギリスで生まれた言葉です。
本来は「ゴルフを楽しむ目的の会員制クラブやその施設」を意味します。
イギリスでは、ゴルフクラブ、ゴルフリンクス、ゴルフコースという名称のコースが多く見られます。
カントリークラブ
一方、「カントリークラブ」は、アメリカで生まれた言葉です。
本来の意味は「郊外につくられたスポーツを楽しむための会員制の複合施設」です。
ゴルフだけでなく、テニス、水泳、ポロなどの設備を備え、レストランやバーなども併設されていることが多いのが特徴です。
日本での使用
日本では、「カントリークラブ」と「ゴルフクラブ」の名称に実質的な違いはありません。
• 両者ともゴルフ場を指す言葉として使用されています。
• どちらの名称を使用するかは、各ゴルフ場の判断によります。
• 規模の大きいゴルフ場は「カントリークラブ」と名付けられることが多い傾向があります。
その他の特徴
• 「カントリークラブ」と「カンツリークラブ」の違いは、英語「country」のカタカナ表記の差であり、意味の違いはありません。
• 日本のゴルフ場の約8割はメンバーシップコースとしてスタートしているため、「クラブ」という概念としては間違っていませんが、本来のカントリークラブの機能とは異なる場合が多いです。
小淵沢カントリークラブ
上記のように、日本においては「カントリークラブ」と「ゴルフクラブ」の名称の違いに実質的な意味の差はありませんが、小淵沢カントリークラブは【Kobuchizawa IKIGAI Village】という複合型リゾート施設の一部となっています。
山梨県北杜市の自然に囲まれた小淵沢カントリークラブは多くの宿泊施設、乗馬クラブや美術館、釣り、テニスなど多様な活動と社交の機会を提供する場として、本来のカントリークラブの理念を体現して皆様をお出迎えしておりますので、ご来場の際は是非ゴルフ以外のアクティビティもお楽しみください。
本来の意味や海外での使用法を知ることで、ゴルフ場の歴史や文化的背景をより深く理解することができます。
ゴルフ場の名称を見る際には、その歴史や特徴を想像しながら、より楽しくゴルフを楽しんでいただければ幸いです。
