第3回IKIGAI CUP 結果発表

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平井亜実が、先輩プロとしての意地を見せつけた。
17日に開催された第3回IKIGAI CUPは、早朝からの霧でスタートが2時間遅れたが、プロ102人、アマ8人が出場して18ホールの競技を終了。プロの部は、6バーディー、2ボギーの4アンダーでプレーした平井が、3アンダーの4人に1打差をつけて優勝した。

2022年に始まったIKIGAI CUPは、小淵沢アート&ウエルネスIKIGAIプロジェクトのビッグイベント。日本が世界に発信したIKIGAIのある人は、健康長寿であるというデータをもとに、IKIGAIを通して健康長寿社会づくりを推進するプロジェクトをそのまま表現するような生涯スポーツ、ゴルフの素晴らしさを、世代を超えて推進していくリーダー養成を支援するのが目的となっている。

出場選手の多くはJLPGAプロテスト合格を目指す選手たち。だが、回を重ねるにしたがって、プロテスト合格だけでなく、IKIGAIとしてのゴルフを広めるリーダーを養成するという意味も出てきた。それに伴い、レジェンズ(45歳以上)を中心にすでにJLPGAのプロである者も参加している。
2021年に5回目の挑戦でプロテストに合格し、ステップアップツアー1勝(2022年カストロールレディス)の実績持つ27歳の平井も、そんな一人だ。
「調子が悪くて、昨日、先生(ルートdゴルフアカデミーヘッドコーチの浦大輔氏)に修正してもらったばっかりの、新しいドライバーのスイングで臨みました。ボギーが先行してしまったんですけど」と言いながら、6バーディー、2ボギー。ステップアップツアー以来2年ぶりの優勝を勝ち取った。
「1dayの大会は増えていますが(賞金)総額600万円はなかなかない。勝ちたいなと思っていたので素直にうれしいです。ギリギリにエントリーしたのもご縁ですね。ピリピリドキドキしながらプレーできました」と笑顔で話す。

QT241位のため、レギュラーツアー3試合、ステップアップツアー2試合はいずれも主催者推薦。試合が少ない中での勝利は大きな励みになった。
様々な選手が入り混じるIKIGAI CUPならではのフィールドの中「周りのことはあまり考えず、スイングの改善点だけ考えました。私には変なプライドもありませんし」と、目の前のするべきことに集中しての優勝に、今後への自信も深まった。
「こういう風にステップアップツアー、レギュラーツアーでも結果が出せるようにしたいですね」。IKIGAI CUP優勝が、飛躍へのきっかけになりそうだ。
アマチュアの部優勝は、プロテスト2次予選も通過し、最終プロテストを控えている山下アミ。「ショットの調子が安定していたので、パットがかみ合えばもう少し出たかな、と思うんですけど」と、3アンダーでホールアウト。最終ホールで1メートルのパーパットをはずしたが、2位に3打差をつける勝利で、プロテストに向けて弾みをつけだ。

清流舎 小川淳子

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